東日本社会人リーグ第1節
新潟CREA1-4(0-2、0-0、0-2、1-0)Metro Tokyo HC(東京都)
日時:令和1年5月26日(日) 12:30試合開始
会場:駒沢オリンピック公園総合運動場 第一球技場 気候:快晴(35℃)
得点者:(アシスト) 1点目:栗山友之(石山央武)
[戦評]
今年初の30℃超の環境下で昨シーズン絶対王者の東京ガスを破って優勝したMetro TokyoHCとの今シーズン初戦。序盤はミーティング通り積極的なプレスから新潟CREAが流れを掴む。開始直後の3分、MF4番山本雅彦がMF17番石橋大我とのコンビネーションでサークルインしPCを獲得する。DF5番佐藤邦憲がドラックフリックを放つもGK正面でセーブされる。その後もパスカットした石橋大我がドリブルで仕掛けリバースヒットを放つも枠を外れる。7分、逆に前がかりになったところ右サイドを突破され折り返しを押し込まれ先制点を許す。12分またも右サイドからサークルインを許し角度のないところからタッチシュートを決められる。第2Qも積極的に前線を入れ替える相手に押し込まれる展開が続く。その中で中盤からMF7番山本佳佑からのサークル付近を狙ったスクープが走り込んだ山本雅彦にピンポイントで通り、PCを獲得。DF15番佐藤邦憲が得意のドラックフリックを放つも今度はポストに嫌われる。Metro も細かいパス回しから決定的な場面を作るが、身体を張ったDFで守りきり、前半を2点ビハインドで折り返す。
エンドが変わった第3Q、DFからの展開をテンポ良くやろうと話し合い、シンプルに前線へボールを送るCREAに対し、Metro は中盤への激しいプレッシャーをかけ続ける。41分、中盤でのパスカットからサークルインされ、プッシュシュートで失点。さらに立て続けに42分、PSを決められ4点目を奪われる。意地を見せようと望んだ最終第4Q、猛暑の中で消耗していたがGK18番小林道康を中心に粘り強く守りゴールを割らせない。60分、カウンターを狙ったDF8番石山央武のスクープが走り込んだDF6番栗山友之に通り、サークル内の混戦から押し込み1点を返す。その後すぐにホーンが鳴り試合終了。
今期リーグ戦初戦は王者相手に完敗。攻め手を欠き、スクープに頼る攻撃が多く単調になってしまったこと、DFも猛暑で足が動かず一発で消えてしまう場面が多かったことから、攻守共に改善し次節を迎えたい。次節は6月9日、地元新潟の城山運動公園ホッケー場で今季から昇格した東大学士(東京都)を迎え撃つ。